赤ちゃんとの生活が始まってから10ヶ月が過ぎ、赤ちゃんは生後10ヶ月になりましたね。
離乳食も進み始めて順調かと思いきや、遊び食べなどの悩みが出てくる頃でもあります。
今回は生後10ヶ月の赤ちゃんの特徴・離乳食の遊び食べの対策方法・赤ちゃんとの遊び方(絵本)など「生後10ヶ月」に関する情報を紹介します。
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生後10ヶ月の赤ちゃん
生後10ヶ月のからだの特徴
身長・体重・頭囲・胸囲の平均値
性別 | 男の子 | 女の子 |
---|---|---|
身長 | 68.4cm~77.4cm | 66.5cm~75.6cm |
体重 | 7.34kg~10.59kg | 6.86kg~10.06kg |
頭囲 | 42.9cm~47.9cm | 41.7cm~46.6cm |
胸囲 | 42.1cm~49.6cm | 40.9cm~48.2cm |
※平成22年乳幼児身体発育値
生後10ヶ月の授乳「時間・間隔・回数」の目安
母乳の場合の目安
時間 | 間隔 |
---|---|
飲みたい分 | 欲しがる時 |
※個人差や体調によっても変化しますので、目安としてご覧ください
ミルクの場合の目安
1回の量 | 間隔 | 1日の回数 |
---|---|---|
200〜220ml | 約4時間 | 約5回 |
※ミルクの種類や離乳食の進み方によって変化します
生後10ヶ月の離乳食の目安
種類 | 目安量 | |
---|---|---|
炭水化物 | 全がゆ・軟飯 | 約90〜80g |
ビタミン類 | 野菜・果物 | 約30〜40g |
たんぱく質 | 魚なら | 約15g |
肉なら | 約15g | |
豆腐なら | 約45g | |
卵(全卵)なら | 約1/2個 | |
乳製品なら | 約80g |
※目安としてご覧ください
【注意点】
量は1回1食品を使用した場合の量なので、例えばご飯とパンをあげる場合は、それぞれ1/2程度の量を目安にしてください。
遊び食べ
離乳食が進んでくると徐々に赤ちゃんが遊び食べを始める場合があります。
手づかみ食べ+遊び食べが始まると、ママの片付けも大変ですよね。
そこで遊び食べの対策を考えてみました。
【遊び食べ対策】
- 床・テーブルにに新聞紙やシート・マットなどを敷く
- 食べもので遊び始めたら「それはまんまだよ、食べようね」と伝える
- 声をかけても遊び続ける場合は一度食事を中断する
- テレビやおもちゃなどは見えないようにしておく
- 食器類を投げる場合は危険なので、割れないような素材のものにする
- 吸盤の付いている食器などを利用する
- ママも一緒に食べて食事が楽しい事を教える
- 汚すものだと割り切り、危険な事だけはしないようにおおらかに見守る
- 布巾や着替えをあらかじめ用意しておく
- 遊ばずに食べれたら褒める
- 怒るとその反応に喜ぶ場合があるので怒りすぎない
ありきたりの内容で申し訳ありませんが、思いついたことをまとめてみました。
良かったら参考にしてもらえるとうれしいです。
生後10ヶ月の赤ちゃんの様子
睡眠時間
平均11〜13時間は眠っています。
個人差もありますので、あくまでも目安です。
生活リズムが整ってくると夜にしっかり寝てくれるようになりますが、夜間の授乳などがある場合は、まだまだ睡眠も不安定になりがちですね。
夜間断乳もそろそろと考え始める時期ですね。
無理をしないように徐々に睡眠時間が長くなる事を信じて頑張りましょう。
立っち・つたい歩き
個人差はありますが早い子だと、立っちしたり、つたい歩きを始める場合があります。
まだまだ不安定なので目を離さず見守ってあげるのが安心です。
【体験談】
娘は、この頃まだ自分で立つことはできず、立たせて手を話すと数秒立てる感じでした。
まだ立つのが怖いようで、すぐに私にしがみついてきました。
いつ立つのかと楽しみでした。
手をパチパチ
生後10ヶ月になると、手をパチパチできるようになる子もいます。
こちらも個人差があるのですが、親の真似などをする事ができるようになってきます。
【体験談】
娘は何かをして、褒めるとうれしそうに手をパチパチしました。
パチパチできるかな?と私たちがやってみせるとパチパチしました。
なんとなく嬉しい時にする事なのかな?とわかっているような、わかっていないような…という感じでした。
言葉の発達
言葉も個人差が大きく、一概には言えませんが、徐々に出てくる子もいます。
【体験談】
娘は「まんま」は一番先に覚えました。
食べる事が好きで、「まんま食べる?」と聞くと「まんま!」といってニコーっとします。
言いやすい言葉なのか、何かあるとしょっちゅう「まんままんま」と言っていました。
「まんま」は言えるのですが、「ママ」は言ってくれません(泣)。
「パパ」は、「パパー」とか「アパパパパー」とか言ったりしていましたが、この頃は、まだ理解して言っている感じかは疑問でした。
アンパンマンが好きで、「アンパンマンは?」と聞くと「あんまんまん」「あんまん」などと言ったりしました。
絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせをしたいけど、たくさん種類があって選べないと悩んでいました。
私が妊娠中(切迫早産で入院している時)に、助産師さんにすすめていただいた本があるので紹介させてください。
だるまさんシリーズ が・の・と
だるまさんシリーズ「が・の・と」(3冊化粧ケース入り) [ かがくいひろし ] |
こちらは、「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」という三種類の本が化粧ケースに入ってセットになっています。
内容は「だるまさんが転んだ」の遊びをもとにしていて、だるまさんが転んだり様々な動きをしていきます。
「だるまさんが」は、だるまさんが…と始まり、だるまさんの動作が主体となって展開していきます。
「だるまさんの」は、だるまさんの…と始まり、だるまさん自身が主体となって展開していきます。
「だるまさんと」は、だるまさんと…と始まり、だるまさんといちごさんなどの仲間が出てきて展開していきます。
【体験談】
わたしは娘がお腹にいる時からこの絵本を買って声に出して読んでいました。
そのおかげか、小さい頃からこの絵本が大好きで、今でも新しく買った本よりも、この「だるまさんシリーズ」を読んで〜と持ってきます。
だるまさんの動きやだるまさんの仲間とぎゅっとくっついたりするしぐさなどから、言葉と動作を自然に楽しく身につけることができると思います。
きんぎょがにげた
きんぎょがにげた (福音館の幼児絵本) [ 五味太郎 ] |
次に紹介するのは、きんぎょがにげたという本です。
題名のとおり、きんぎょがにげていくというシンプルな内容ですが、はじめはわかりやすく徐々に難しくなっていきます。
まだ話しができない子供でも指さしなどで自分で探す楽しさと見つける喜びを味わえます。
【体験談】
娘はなかなか指差しできなかったのですが(対象年齢も2歳からなのでまだ早いかもしれませんが)練習に良いなと思って購入しました。
絵がカラフルできんぎょがかわいいので大人が見ていても楽しいです。
子供とコミュニケーションがとれるので良いなと思います。
娘が生後10ヶ月の頃を振り返って思うこと
10ヶ月の頃といえば、少しづつ足が鍛えられてきて、しばらくの間なら立つ事もできるようになってきました。
いつ立つのかなと楽しみにしている反面なかなか進まない時は、立ったり歩いたりできるのかなと少し不安になったりしていました。
遊び食べや食べムラなどもあったので離乳食もなかなか進まず困ったりしていました。
丸呑みしたり、固い食感のものは口から出したりしていました。
納豆ご飯は小さい頃からよく食べていたのに、突然作っても食べなくなってしまいました。
それでも、諦めずに味付けを変えてみたら食べる日もありました。
せっかく一生懸命時間をかけて作った離乳食…
食べてくれないと、腹が立ったり泣きたい気分になったりしますよね。
でも、食事は毎日(しかも3回)のことです。
毎日毎日、献立を考えて、買い物をして、作っての繰り返し…はっきり言って、大変です。
時には力を抜いてもいいんじゃないかなと思います。
私自身も、申し訳ないなぁと思いつつもベビーフードに頼ってしまう時があります。
子育てをしていると「昨日は良かったのに今日はダメ」ということがよくあると思います。
でも、そこでダメと決めつけてしまうよりも
「昨日はダメだったのに今日は良い」場合もあるかもしれません。
それを信じて、時間を空けて違う方法にしたり何度かチャレンジしてあげるのも大切ではないかと思います。
何度か挑戦してもそれでも本当にダメならその時ようやく答えが出るのではないかなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。